サウスフィガロから洞窟を抜けて、目前には砂漠が広がっていた。
「フィガロはもうすぐだな」
「…」
帝国の「元」将軍、セリスは無言ではあったが、視線をくれて寄越した。
ロックはそれをもって肯定の合図と見なし、一歩足を前に出した。
その刹那。
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サウスフィガロから洞窟を抜けて、目前には砂漠が広がっていた。
「フィガロはもうすぐだな」
「…」
帝国の「元」将軍、セリスは無言ではあったが、視線をくれて寄越した。
ロックはそれをもって肯定の合図と見なし、一歩足を前に出した。
その刹那。
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サウスフィガロ。
帝国の監視下におかれ、厳戒態勢がしかれている。
普段は平和な街に、銃器を携えた兵士、そして…魔導アーマーと呼ばれる兵器もが闊歩し、住人たちは息を殺してその威圧感、恐怖に堪え忍んでいた。
ここに、そんなプレッシャーをも意に介さない男がひとりいた。
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