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envelop the body in a branket - Mighty, Like a Rose[4]

<<[3]under the night sky

「…ふう」

ロックは史上最速の早業でテントを組み立て、
黙り込んでいるセリスをその中へひきずりこんだ。

ばさっ

「ほらっ!」
無造作に放られたそれは、ちいさな毛羽立った薄い毛布。

セリスは視線を落とすだけで、動かない。
『…ったくもー』

自ら放り投げたそれを、再び手に取ると、
「うわっ」
頭上から、ふわりと 落とした。

頭から流れる水滴をぬぐいながらセリスが顔を上げると、
ロックの笑顔があった。
「風邪引かれたら、足手まといだからな!」
と、ウィンク。
「…わかっている!」
その台詞に、むっとした態度をしてはみせたが、
胸の中は暖かかった。

『…あたたかい』
毛布のぬくもりだけではなく、
彼の気遣いに、そう感じた。

「久しぶりだな…」

生死の境を彷徨うわけでもなく、
誰かを疑うわけでもなく、
誰かのいのちを奪うわけでもない夜

「ん?何かいったか?」

「…何でもない…」
そういってセリスは、 目を伏せた。

>>[5]traitor and justice


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