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under the night sky - Mighty, Like a Rose[3]

<<[2]STORM

ひとすじの光のように、煙立つ砂漠を駆けていくセリス。
ロックはしばらくその後姿を呆然と見つめていたが、
自らの傍らを吹き抜ける寒風と、打ち付ける雨に我に帰った。
「…待てよ!」

ぐい、と強くセリスの肩を摑み、正面を向かせる。
「…なにか?」
「砂漠の夜は死ぬぜ、知らないわけじゃないだろ?ただでさえこの嵐だ…」

もちろんセリスにはわかっていた。
「…死にはしない」
軽く唇の端を上げて、言った。
笑った、のだろうか?

強い意志、強い眼差し。覚えがある。
容姿も、雰囲気も、似ていないけれど。
「…言い出したら、聞かないんだよな」

そう、ひとりごちた。
そして、
「な!」

ロックは強引にセリスの手を引いて、逆方向に歩き始めた。
カラメルのようにほろ苦い想いを、胸の中に、抱いて。

>>[4]envelop the body in a branket


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